小さな黒い魚スイミーは、赤い兄弟たちがマグロに呑み込まれて、たった一人で海を冒険することになりました。 |
やがてスイミーは別の赤い魚の兄弟の群れに出会いましたが、みんなマグロが怖くて遊びません。そこでスイミーが一計を案じて、みんなが体を寄せ合って大きな魚になって泳ぐ事を思いつきます。スイミーはその真ん中で黒い目の役割をしました。その甲斐あって大きな魚は逃げ出してしまったという物語です。 |
この物語は「みんなで渡ればこわくない」というお話ではありません。 |
「みんなで力を合わせよう」というだけではなく、形態を認知する心…すなわち、形をもったものたちが集まって、それらがさらに別の形や大きな形をつくった時、そこにはその大小の形をもつ有機的な意味がはたらくということです。ゲシュタルト・オーガニズムという考えです。 |
建築物も公共性をもつ形あるものです。建築物一軒一軒が集まって街をつくっています。そして、その街に有機的な意味がはたらくことを、そしてそれが地球にはたらくことを目的に、このスイミーエコプロジェクトの指針が決められました。 |
みなさまの大切な建築物。人・街・暮らし…そして地球にやさしくありたいペイントマスターです。 |